こんにちは、Office乾為天
(けんいてん)代表の島田です。
最近、こんなことがありました。
個人様からメルマガの作成依頼を受けた私は、
メルマガを書くために口頭でヒアリングを行いました。
ただ、
ヒアリングをする中で、そのメルマガに
登録してもらうためのLPが
「ちょっとこれは止めた方がいいのでは…」
と感じたのです。
文章があまりにも適当で、専門家の
私からすると登録率は
『取れて』1%だろうと思いました。
(通常、LPは5%〜10%、つまり
10〜20人見たうちの1人が登録します)
詳しくクライアントに聞くと、
そのLPを作っている人は
クラウドソーシングで見つけた
デザイナーさんとのこと。
そのデザイナーが、
クライアントにアンケートで聞いたことを
ほぼそのままLPに載せているだけ、
という有様でした。
つまり、
クライアントが伝えたいことを
売れる文面に『昇華』していなかったのです。
ペライチやwixなど、個人でも
簡単にLPが作れるようになり、
集客や販売が随分
やりやすくなったと感じています。
起業塾や副業コンサルなどで、
LPの作り方を教えてくれる人も出てきてますね。
しかし、LPが『作れる』ということと、
そのLPでリストが『取れる』(あるいは商品が売れる)
というのはまるで別の話
だということを多くの方が知りません。
LPで求める結果を出すためには、
LPのしくみを知っておく必要があります。
LPは、大きく分けて3つの工程から成り立ちます。
1つはコピーライティング。
コピーライティングとは、
簡単に言うと人を動かす文章術のこと。
人を動かすとは、買ってもらう、
あるいは登録してもらうということです。
2つ目はデザイン。
コピーライティングした文面をもとに、
デザイナーがどういった見せ方なら伝わるのか、
ということを念頭に置きながら
デザインしていきます。
3つ目はコーディングです。
コーディングとは、簡単に言うと
コピーライティングしてデザインまでされた
制作物をネット上に上げる作業のこと。
このコーディングを行なって初めて、
URLからネット上でLPが見れるようになります。
そして多くの方は、
コピーライティングがそのLPの勝敗を分ける、
ということを知りません。
先程、デザイナーはコピーライティングした文面を
もとにLPのデザインをすると話しました。
つまり、
その文面によって、どんなデザインに
なるのかがまったく違ってくるのです。
冒頭で話したデザイナーの場合、
このコピーライティングをせずに、
クライアントからヒアリングした内容を
ほぼそのままLPにコピペ。
そんな救いようのない事をしているので、
そのひどい文面から着想された
デザインもやはりひどいものでした。
つまり、
多くのケースにおいてLPが取れない最大の理由は、
LPの鍵を握るコピーライティングを
デザイナーに任せてしまっていることです。
デザイナーに頼んだことが
いけない訳ではありません。
あなたがLPを頼んだデザイナーが、
このコピーライティングの大事さを
理解してないからいけないのです。
本当のデザイナーというのは、
自分でライティングせずに私のような
コピーライティングの専門家に依頼してきます。
他でもない自分が、文章によって
着想したことをデザインで表現するので、
文章が適当だと本人が困るからです。
LPが取れない理由の1つについてお話ししました。
LPで結果を出したいなら、デザイナーに
ライティングを頼むのはやめましょう。
LPの専門家に文章を依頼し、それで
出来上がった文章をデザイナーに頼むのが得策です。
次回もLPが取れない理由についてお話しします。
少しでも参考になれば幸いです^^