こんにちは、島田です。
ビジネスというのは、
荒れた海に一人で
漕ぎ出すようなものだと思います。
大物が釣れる日も
あれば、
大時化にあって
座礁しかける日もあります。
順調に見えていた事業が、
半年後にどうなっているかは
誰にも分かりません。
今日は、その時化の中で
何に助けられるかという話です。
立ち行かなくなると、多くの人は畳む方を選びます
事業がうまく
回らなくなったとき、
多くの場合、
廃業という選択が浮かびます。
数字が戻らない。
新しい申し込みが入らない。
そうなると、
続ける理由を
探すほうが難しくなります。
けれど、せっかく
自分で始めたものです。
言ってみれば、
子どものようなもので、
できることなら
続けたいはずです。
やっかいなのは、
こういう時期ほど
やることが定まらないことです。
新しい集客を試すべきか、
値段を見直すべきか。
考えることは山ほどあるのに、
朝起きても
どれから手をつけるか決まらない。
そうして一日が
溶けていきます。
では、絶体絶命の場面で
何が支えになるのか。
支えになるのは、気合いではありません
そういうときに必要なのは、
もっと頑張ろうという
気持ちではありません。
落ち込んでいる人に
気合いは残っていません。
必要なのは、
自分がスタートダッシュを
切れる習慣です。
調子に関係なく、
毎日同じ形で始められる型。
これを持っているかどうかで、
沈んだときの戻り方が
まったく変わります。
イチロー選手は、十七の動作を毎回こなす
分かりやすい例があります。
野球のイチロー選手は、
打席に立つまでに
十七種類もの決まった動作を、
毎回こなしていたそうです。
ヒットが続いているときも、
何試合も出ていないときも、
同じ動作です。
順番も、間の取り方も
変えません。
つまり、調子によって
入り方を変えない。
好調なときの自分と、
不調なときの自分を、
同じ場所に
連れていくための助走です。
私たちの仕事も、
これと変わりません。
売れている月と
そうでない月とで、
朝の入り方まで
変えてしまうと、
戻ってくるのに
時間がかかります。
私の場合は、メルマガ二本です
私にも、
同じようなものがあります。
今書いているこの公式メルマガと、
購入者向けのメルマガ。
この二本を、
一日の仕事に入る前に
書く習慣があります。
絶好調のときも、
絶不調のときも同じです。
気分が乗らない日は、
正直に言えば、
書き出しの一行が重い。
それでも、書き始めると
頭が仕事の側に切り替わります。
このルーティンで整えてから、
その日いちばんやりたいことに
入っていく。
順番を守ることが、
そのまま調子を守ることになります。
ここで大事なのは、
内容の出来を
問わないことです。
今日の一本が
うまく書けたかどうかは、
続けるかどうかとは
別の話にしておく。
出来で判断しはじめると、
調子の悪い日に
手が止まってしまいます。
自分の助走は、いつもの中に隠れています
こうした助走になる習慣は、
特別なところには
ありません。
日々の何気ない仕事の中に、
すでに紛れています。
まず、いつもやっていることを
紙に書き出してみてください。
朝起きてから
仕事に入るまでの流れを、
思い出せるだけ
並べてみます。
その中で、
やっていると気分が上がるもの、
頭がすっきりするものに印をつける。
そして、それを
一日の始めに持ってきます。
やることを増やすのではなく、
順番を変えるだけです。
一つで構いません。
三十分の散歩でも、
机を片づけることでも、
自分が整うなら
それが正解です。
あとは、淡々と
続けることです。
調子の良い日にだけ
やるのでは、意味がありません。
効いてくるのは、
乗らない日に守ったときです。
続けたぶんだけ、
事業が傾いたときや、
気持ちが落ちたときに、
この習慣が
強い味方になってくれます。
順番を決めた人から、
戻ってくる速さが変わります。

