こんにちは、島田です。
自分をもう一段
成長させたいとき。
今抱えている問題を
どうにかしたいとき。
私たちは、人のサービスを
受けることがあります。
講座であったり、
コンサルティングであったり、
形はいろいろですが、
どれも安い買い物ではありません。
そして残念ながら、
期待していたものと
まるで違った、
ということも
起こり得ます。
今日は、そうした相手を
事前に見分ける話をします。
見るのは、実績よりも「肩書き」です
私がまず見るのは、
その人が名乗っている職業です。
派手な実績や
分かりやすい数字よりも、
どんな肩書きを
どんな顔で名乗っているか。
そこを、じっと見ます。
というのも、世の中には
資格も下積みもなく
名乗れてしまう職業が、
思っているよりも
たくさんあるからです。
実績のほうは、
見せ方でどうにでもなります。
大きな数字を一度出せば、
それが看板になる。
けれど肩書きは、
その人が自分を何者だと
思っているかが出ます。
そこにごまかしは
効きません。
名乗るのが簡単な仕事ほど、中身の差が開きます
たとえば、
カウンセラーという肩書き。
これは事実上、
誰でも名乗ることができます。
名乗るにあたって、
特別な資格は要りません。
ですから私は、
この職業名を聞いただけでは、
その人のことを
すぐには信じません。
冷たいようですが、
理由があります。
カウンセラーという仕事が
どれほど難しいかを、
過去に知ってしまったからです。
経験した人にしか、その難しさは分かりません
以前、二人のベテランの
カウンセラーの方と、
同じ仕事をしたことがあります。
カウンセラーの仕事は、
一言でいえば「聴く」ことです。
言葉にすれば、たった二文字。
けれど、実際に横で見ていて、
自分には同じことは
できないと感じました。
黙って聴く。
ただそれだけのことが、
どれほど難しいか。
このときの感覚が、
今でも残っています。
だから、同じ肩書きを
軽々しく名乗る人を見ると、
すぐには
うなずけないのです。
見分け方は、
そう複雑ではありません。
その仕事の難しいところを
尋ねてみることです。
本当にやってきた人は、
うまくいかなかった話を
具体的に話します。
そうでない人は、
できるようになる話しか
出てきません。
どの仕事も、言うは易く行うは難し
これは、他人を
値踏みする話ではありません。
自分の下積みを
思い出す話です。
学びにお金を使うとき、
私たちはどうしても
相手の実績に目が行きます。
けれど、判断の材料は
自分の中にもあります。
自分がその道で
苦労してきた記憶です。
私自身、この仕事だけで
食べていけるようになるまでに、
五年かかりました。
その五年の中身を
知っているからこそ、
同じ道を通っていない人が
同じことを言っているとき、
違和感に気づけます。
あなたにも、
同じ年月があるはずです。
資格を取るまでの時間。
最初のお客様の前で、
声が震えた日のこと。
思うような結果を出せず、
次の予約が入らなかった
時期のこと。
そのどれもが、
無駄になっていません。
その苦労は、
これから誰かを選ぶときの
物差しになります。
遠ざけるためではなく、選ぶために使う
プロを名乗る人は、
世の中にたくさんいます。
その中で、本当の意味で
プロと呼べる人は、
決して多くありません。
言うは易く、
行うは難し。
どの仕事も、
そこは変わりません。
だからこそ、
肩書きだけで判断せず、
その道の難しさを知っている自分の目で、
相手を見ることです。
高い買い物をする前に、
その道の難しさについて
ひとつ質問してみる。
それだけで、
ずいぶん見えてきます。
そして、これは
そのまま裏返しになります。
あなたが選ばれる側に立つとき、
見ている人は、
同じように見ています。
苦労した年月は、
偽物を遠ざけるだけでなく、
本物と組むための力に
変わっていきます。

