こんにちは、
Office 乾為天（けんいてん）
代表の島田です。
あなたの営業は100％成約しますか？
・・・
私もそうですし、
そんなスーパーマンは
世の中にそうそういませんよね。
成約につながらず失注してしまうこと、
あるいは一度や二度商品を買ってくれても
その後買っていただくことができず
関係が切れてしまった経験を
お持ちだと思います。
そんな時、相手のことを
どう見送っていますか？
「私の商品を買ってくれない人だから
もう関係ない」
「何で使い続けてくれないんだ？
もう知らない、勝手にすれば」
と（もちろん口には出さないと思いますが）
ぞんざいに対応してしまうと、
後々『あなたが』損することになります。
どういうことか？
私の体験談をお話ししましょう。
以前、月間数十万単位で
私に依頼してくださった
大型顧客がいました。
半年くらい、継続的に
取引できていたのですが、
ある時突然、相手と
連絡が取れなくなってしまったのです。
金額が大きいし、焦った私は
「逃げたのか」と思い
何度も相手に連絡しました。
その中で私は、冷静に考えれば
絶対に言うべきでない、
心無い言葉も口にして
しまっていました。
それで、ようやく
そのクライアントから連絡が来て、
話を聞いてみると…
「会社の金を部下が持ち逃げしてしまい、
対応に追われていた。
本当に申し訳ない」
と頭を下げられたのです。
「信じてあげればよかった…
お客様のことを信頼し、
笑顔で待ち続けていれば…」
と後悔しましたが、
もちろん後の祭りです。
以後、そのお客様からは
依頼は来ていません。
当然でしょう、私でも
依頼はしないと思います、
「お金を払ってくれ」と
借金取りのように追い立てた私に
また仕事を頼みたいなんて
思わないでしょうから。
この苦い経験をバネに、
私は失注したお客様、
関係が切れたリピーターのお客様
への態度を180°変えました。
営業が上手く
いかなかったとしても、
「事業の成功をお祈りしています」
と笑顔で見送る。
私のこのメルマガが
役に立ちそうな方であれば、
案内してあげる。
そして、
リピーターのお客様で
依頼をしてこなくなった方にも
年賀状を送ったり
DMで連絡を取る
（営業ではなくあいさつ）
など、
相手になるべく迷惑が
かからないよう配慮しつつ
気にかけています。
おかげで、
毎月ではなく自分のペースで
定期的に依頼してくださる
クライアントが増えました。
そう、お客様にはそれぞれ
『ペースがある』のです。
こちらは毎月利用を想定した
サービスであったとしても、
お客様もそう思っているとは限らない。
一度こちらが良かれと思って
案内した商品であっても、
お客様からすると
まだタイミングではないのかもしれない。
であれば、
常に笑顔でお客様を
見送るべきなのです。
たとえこちらの期待や予想に反し、
サービス利用が途中で
終わってしまったとしても、です。
新規営業で失敗し、
失注したとしても
相手との関係は終わりではありません。
むしろ、始まりです。
メルマガや公式LINE、
あるいはSNSなどでつながり
商品を売るのではなく
関係性を築きましょう。
また、
リピーターのお客様で
利用が突然終わってしまった場合も
焦らず対処し、
『笑顔で』見送りましょう。
ちゃんと誠意を持って対応し、
相手が求めているであろう
サービスを取り揃えておけば、
お客様はいずれ必ず応えてくれます。
今回の話が、少しでもあなたのビジネスの
効率化の参考になれば幸いです^^
