こんにちは、Office乾為天
（けんいてん）代表の島田です。
会社員、自営業、コンサルタントやコーチetc...
あなたのもとには色んな職種の
お客様が訪れると思います。
ただ、
お客様の話を『自分のビジネス』に活かす
きっかけとして考えたことはあるでしょうか。
例えば、
コーチングの業界では、
・目標
・目的
という言葉をよく使います。
同じ意味の言葉だと誤解されがちですが、
正確には違います。
目標はあくまでも目先にある、
1つの到達地点です。
起業であれば、月間や週間の売上がそれにあたります。
一方、
目的というのは、最終的に
たどり着きたいゴールのこと。
海外へ移住したい、億万長者になりたい
といったあなたの夢や理想のことです。
コーチの人たちは、基本的にこの目的に沿って
目標を立てるのを助けてくれます。
この「目標と目的」の考え方を応用すると、
自分の抱えている悩みを意外と
あっさり解決することができます。
例えば、
最近起業の業界では月商100万円とか、
年商1,000万円といった言葉が流行っています。
しかし、
そう言っている人ほど長続きしていません。
月商や年商つまり売上というのは、あくまでも目標。
その人が叶えたい目的ではありません。
だから違和感を覚えて皆途中でやめてしまうのです。
つまり、
自分が何かを叶えたい、何かを達成したい、
何かが欲しいと思った時、
それが自分にとって目標なのか
目的なのかを考えるのです。
例えばあなたが月商100万円を
達成したいとします。
しかしほとんどの場合、そうしてお金を稼いだ先に
何か欲しいものや叶えたいものがあるはず。
その目的がないと、何のために頑張っているのか
分からず三日坊主で終わります。
逆に、
この目標と目的がまっすぐ一本の線で綺麗に結ばれている時、
人はものすごいパワーを発揮できます。
「家族とマレーシアに移住したい（目的）から、
年間で3,000万以上稼ぐ（目標）」などです。
コーチングの業界から一例を挙げただけですが、
同じようなヒントは他の業種にもたくさんあります。
ちなみに、教育の業界には「子育ち」という言葉があります。
教えている教師や親本人が子供から学ぶという意味です。
私たちのビジネスでも同じことが言えると思います。
私もそうですが、ほとんどの人が人に何かを教えたり、
相手ができないことをサービスとして提供しているはず。
ただ、そのお客様から逆に学べることもあるのではという話です。
お客様から頂けるものは
お金だけでは決してないということです。
ビジネスが煮詰まった時は、このように自分の業界から一歩下がり、
他の業界を見渡してみてください。
思いがけないヒントに出会えるはずです。
少しでも参考になれば幸いです^^
