こんにちは、Office乾為天
(けんいてん)代表の島田です。
先日、SNS広告で子供向けのアクアリウムを
販売している広告を見かけました。
子供向けの文章にかわいらしい画像と、小さい子供や
その親が興味を持ちそうな良い広告だと思ったのですが、
一点首をかしげてしまうポイントがありました。
それは、その広告の説明で「子供向け③ ベネフィットLP」と
書かれていたことです。
「すごく勿体ないな、私なら(ページを)
開かない」と思いました。
恐らく、広告担当者が他の広告
(通常、こういった広告は
複数枚出して様子を見ることが多いため)と
区別するためにその説明を載せたのでしょう。
広告というのは『ファンタジー』です。
つまり、お客様に夢を見せるのが仕事。
お客様は、商品を買うまで、その商品に
よって得られる結果は分かりませんよね。
このアクアリウムについても、買って
自宅に届くまでどんな魚が見れるのか分からない。
だから、最大限イメージしてもらうために
画像や文章を駆使するのです。
だからといって、嘘をついていいという
訳では決してありません。
ただ、どんな商品なのか、
つぶさに思い描いてもらうために、
ありとあらゆる方法で商品を表現
する必要があります。
その際、
想像の邪魔になるものは
一切入れてはいけません。
私たちも、例えば動画を集中して観ている時、
「ねえちょっと」と声を掛けられると嫌ですよね。
だから、今回紹介した例のように、
売り手の意図が分かる
『子供向け③ ベネフィットLP』といった文言は
見せてはいけないのです。
起業すると、この広告を回す機会が必ず訪れます。
その時は、今回お話しした
『広告はファンタジー』
という言葉を思い出してみてください。
現実を見せるのではなく、夢を見せる。
商品を買うことで叶う未来をありありと表現する。
それ以外の、売り手側の意図なんてのは一切要りません。
少しでも参考になれば幸いです^^