こんにちは、Office乾為天
(けんいてん)代表の島田です。
最近、こんな話をSNSで目にしました。
3.11が誕生日である女性の話です。
震災直後は、
「たくさんの人が亡くなり、苦しい思いをした中で、
お祝い気分になることが出来なかった」
そうです。
しかし最近は、人に祝われた時に笑顔を
見せられるようになったとのこと。
自分が経験してなかったとしても、3月11日というのは
私たち日本人にとって大きな爪跡を
残し続ける出来事ですよね。
でも、
そんな大きな出来事ですらも、
人はやがて考え方を変えていくのです。
何が言いたいかというと、
多くの人が「お客様」と捉える人たちは、
刻々と変化し続けているということ。
上記のように考え方が大きく変わることもありますし、
「こういう悩みを持っているんでしょ?」と
我々販売者側が思っている悩み自体が
変わっていることもあります。
なので、
「お客様」と一辺倒に捉えず、
話を聞く機会を常に持って欲しいのです。
何に悩んでいるのか?
今、何に興味を持っているのか?
常に関心を持ち、「今のお客様」に
焦点を当てて欲しいのです。
そうして、話をしっかり聞いていると、例えば
・1年前に行なった提案と今のお客様の悩みがまるで違う
・半年前には話題にすら上がらなかった言葉を多用している
・自分のサービスを提供した後に生じることで悩んでいる
といったように、こちらが1ミリも
想定していなかったことをお客様が考えていることが分かります。
その上で、今のお客様に合ったサービスを
考えて新たに提供する。
その方が、同じサービスを提供し続けるより
売上も顧客満足度も上がります。
お客様の今の悩みに即しているのですから当然ですよね。
あなた自身の悩みも、半年前や1年前と比べたら
変わっているはず。
お客様も同じです。
「集客に悩んでいませんか?」などと
ずっと同じ切り口で伝え続けるのではなく、
お客様と話をする機会を積極的に持ちましょう。
すると、
『今の』お客様の悩みが分かります。
その悩みに向けた提案をする。
それだけで、お客様の反応がまるで違います。
少しでも参考になれば幸いです^^