こんにちは、Office乾為天
(けんいてん)代表の島田です。
これは、私が実際に見聞きした実話です。
私の知り合いが、会社で培った英語力を武器に、
副業を始めようとしていました。
外資系の有名企業で働いている、
申し分ない経歴を持つ方です。
その英語力も、日々のMTGを
英語でそつなくこなすレベル。
つまり、
英語の実力も、これまでの経歴も何一つ
非の打ち所がありませんでした。
しかし、
いざその実力のある英語を片手に、
英語初心者に英語を教えようと
ビジネスを始めたところ、まるで売れない。
あなたは、なぜこの人が
売れなかったのだと思いますか?
理由はズバリ、
ビジネスの基礎を知らないから。
この方は、初対面の方にいきなり
自分の商品を売ろうとしていました。
英語業界で知名度があるわけでもないのに、
商品やご自分によほど自信があるのか、
数千から数万円する商品を面識もない方に
販売しようとしていたのです。
ビジネスの知識がある方はまずやりません。
相手との間に接点、信頼関係がないと、
いくらいい商品でも売れることはないと
知っているからです。
いくら実力やスキルがあっても、
『人とつながることができなければ売れない』
ということです。
その信頼関係を作るには、とにかく
相手の心情を考えることが大事。
「こう言ったら相手はどう思うかな」
「これは喜ぶんじゃないだろうか」
と常に相手目線で見るということです。
この基礎である相手の心情を
考えることがあって初めて、
スキルとか経歴というものが
役に立つのです。
ちなみに、余談ですが、
私はその方に一度「無料でその商品を売って
実績を作った方がいい」
とアドバイスをしたことがあります。
しかし、
彼は首を縦に振らず、同じやり方も
今も続けているようです。
結果は…
お察しの通り、そのアドバイスをしてから
半年たった今も売れていないようです。
つまり、
基礎ができていなければいくら
時間をかけたとしても上手くいかないということです。
どれほどスキルや経歴があったとしても、
基礎ができていなければ売れることはありません。
時間も残念ながら味方はしてくれません。
自分のスキルや実力を磨く前に、まずは
お客様の立場に立って考えてみましょう。
少しでも参考になれば幸いです^^